どんなリスクに備えるための保険なのか、という点に主眼を置いてご紹介します。

生命保険というのは、加入者が保険料を出し合ってリスクに備える、助け合いのシステムです。
生命保険の種類については、さまざまな分類の仕方がありますが、ここでは、「どんなリスクに備えるための保険なのか」という点に主眼を置いてご紹介します。
生命保険というと、死亡に備える保険のことを示す場合があります。

いわゆる死亡保険のことで、被保険者(保険がかけられている人)が、死亡したときに保険金が支払われます。

病気やケガに備える保険には、医療保険がん保険などがあります。
介護が必要になった場合に備える保険には、介護保険があります。公的な介護保険制度も同じ名称でややまぎらわしいため、混同しないように注意しましょう。

貯蓄性のある保険としては、学資保険や個人年金保険養老保険などが挙げられます。
個人年金保険養老保険は、年金や満期保険金を受け取る前に死亡すると遺族に死亡保険金が支払われます。

そのため、死亡への備えの一部として、これらの保険を利用することもできます。
必要な生命保険の種類や内容は、家族構成や年齢、資産状況など、人によって異なります。

生命保険を選ぶ際には、いきなり商品を見比べるのではなく、自分と家族がどのようなリスクに備える必要があるのかを知っておくといいでしょう。

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